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患者と薬剤師の
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Case3:主治医の指示の生活への落とし込み

薬局で長年勤務する薬剤師の皆様に、患者とのコミュニケーションについて聴いた


循環器系の処方箋を持ってこられた患者さん。

毎回、処方されていた血圧の薬が減量になっていた。

患者:「ちょっと血圧が低かった」

と聞いたあとに、


:「ほかに先生は何かおっしゃっていましたか?」

と訊いたところ、

患者:「先生は足がむくんでいる、とおっしゃってました」


処方箋をみると、特に利尿剤などの追加はなかったので、

:「それについて先生は何かいわれてましたか?」

と重ねて訊いたところ、


患者:「ふくらはぎの運動をするようにと言ってました」

とのことだった。


:「ふくらはぎをマッサージするだけでもいいと思いますよ、」

と、マッサージの方法を説明した。


主治医からの指示を、患者さんがご自身の生活の中で、具体的にどう実施するか、すぐにイメージできない方もいる。

その方の生活への落とし込みをするには、口頭で説明するだけでなく、運動の指導せんをその場でお渡しできたらさらに効果的である。

最近は、患者さんとスマホでつながることができることもある。 その場で紙の資材をお渡しできなくても、メールやSNSで運動の仕方をご案内もできる。






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