マディアは、健康寿命延伸をめざして、人々のヘルスケアへのアドヒアランスを高める事業に貢献して参ります。
マディア・スピーク®
m-SPEHEC
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マディア・スピーク
マディア・スピーク
副作用指導支援
副作用確認支援
モノから人へ、社会に求められる薬剤師へ
薬学的知見に基づく、副作用の早期発見・早期対応を支援
マディア・スピーク®
m-SPEHEC:Standard for Patient Efficacy and Health Economics
マディア・スピークの特徴
マディア・スピークは、薬物治療リスクの最小化に向け、薬学的知見に基づく指導を支援するサービスです。
薬の副作用が、服用期間によって発現状況が異なることに着目し、約60万件のデータが蓄積されているPMDAの副作用報告データベース(JADER)より、当該医薬品の副作用が服用後どのように発現しているかを、報告件数の多寡で示しています。各副作用の代表的な症状も表示する国内初のサービスです。これにより、根拠に基づく、投薬後のフォローアップを支援します。
高齢患者には、特に注意が必要な薬、肝・腎機能の注意薬、処方カスケードを表示し、根拠に基づく医師への情報提供を支援します。
患者の主訴が服用中の薬の副作用の症状の可能性を一覧表示し、副作用確認の時間を短縮します。重大な副作用の初期症状を早期発見に有用です。
保険薬局システム(薬歴)と連携することで、SOAPの作成、医師への情報提供の均てん化と効率化が可能です。
マディア・スピークを薬局の電子薬歴に連携して使用した6薬局の薬剤師21人を対象に、副作用指導の質の変化と、1処方箋あたりの所要時間の変化をアンケート調査した。 その結果、質、効率ともに改善したと回答したのは21人中13人(61.9%)。 21人中18人(85.7%)は何らかの改善が得られたと回答した。 服薬指導から薬歴記載までにかかる時間が30秒から3分間(平均2分間※)、短縮されたと回答した。
石村智加子、青原未佳、他. 薬学的管理における副作用管理支援システム(マディア・スピーク®)の有用性評価 医薬情報学Vol.22 No.2.2020
5. 監修
総合監修 :慶応義塾大学 名誉教授 望月 眞弓 先生 開発指導/監修 :大阪医科薬科大学 教授 中村 敏明 先生
特許:特願2018‐137217
三菱電機インフォメーションシステムズが提供する保険薬局システム「調剤Melphin/DUO」ならびに、ノアメディカルシステム株式会社が提供する電子薬歴システム「SOAP.Q&S PROUD」をご利用されている薬局様では、すぐに利用開始できます。
マディア・スピークの3つの機能
副作用指導支援機能 保険薬局の薬歴システムに保存されている調剤情報をもとに、マディア・スピークが各医薬品の服用期間を算定し、その時期に発現した副作用を報告の多い順に表示します。患者さんに注意喚起を行った結果は「調剤Melphin / DUO」へ自動的に記録します。
副作用確認支援機能 患者さんの感じている体調の変化について、服用している医薬品の副作用か否かを医薬品情報をもとに分析することを支援します。 体調の変化は、いつ頃から感じているか?体調の変化の直前に服用したり、増量した医薬品はあるか?重大な副作用の初期症状の可能性は?その場合、他の症状はどうか?など。体調の変化と医薬品の関連性を検討することを支援します。検討した結果は、「調剤Melphin / DUO」へ自動的に記録します。
Srアラート機能 65歳以上の患者さんの処方をチェック 高齢者への注意薬について、科学的根拠と指導内容を一覧化して表示します。 患者さんの副作用症状の有無や、腎機能、肝機能の確認状況に応じて、SOAPのAとPの文章を自動作成します。
マディア・スピークの価値
保険薬局の薬歴システムとマディア・スピークの連携を実現した事により、患者さん個々に応じた副作用の早期発見につながる指導と薬歴への記録までの薬剤師業務の均てん化(注)と効率化に寄与します。効率化は、1処方箋あたり約2分間、短縮します。
注:均てん化 医療の水準に偏りが生じないようにするという意味で、今回は薬剤師業務の水準を高いレベルに引き上げるという意味で使用しています。
マディア・スピークは保険薬局システムと連携することで利用可能なシステムです。
ご関心、ご利用希望の薬局様は、こちらよりご連絡ください。